「日本の大学が本を大量焼却、理由は“図書館が小さいから”」報道、中国ネットもビックリ

Record China    2018年8月24日(金) 20時50分

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23日、観察者網は、図書館を新設した高知県立大学が大量の蔵書を焼却処分した問題を報じた。この記事に、中国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

2018年8月23日、観察者網は、図書館を新設した高知県立大学が大量の蔵書を焼却処分した問題を報じた。この記事に、中国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

記事は日本メディアの報道を引用し、この問題を紹介。「昨春、永国寺キャンパスの図書館が新設されたが新図書館は旧館より小さく、全ての蔵書を収めることが不可能なため、今月16日までに約3万8000冊が焼却処分された。中には戦前の郷土本や絶版になっている本、高額書籍も多数含まれていた」と説明し、大学が18日に謝罪文を発表したことを伝えた。

同大は文書の中で「蔵書除去に際しての配慮が十分ではなかった」とおわびを述べるとともに、「新図書館は広さを約1.5倍とした上で、旧図書館にはなかったグループ学習室を新たに設置するなどし、機能を充実させた。蔵書収蔵能力は旧図書館と同程度だが、将来的な蔵書の増加を考慮し、慎重な検討を経て3万8000冊程度を除去する決断をした」「除去決定後、教員研究室などへの移管を行い、有効活用に努めてきた」などと説明している。

記事は日本のネットユーザーから「大学図書館にあるまじき愚行では?」「希望者に無料であげるとかできなかったものか」など批判の声が上がる一方、「処分も司書の仕事。誰も借りそうにない本を捨てなければ図書館がパンクする」など理解を示す意見が聞かれたことも指摘。この問題に対し、中国のネットユーザーからは「日本人は本当にきれい好きなんだね。ごちゃごちゃするのが嫌だから多すぎる本を燃やしちゃうんだ」「これが断捨離。日本には本当に感服させられる」「文化の粉砕だ」「日本にはいつもビックリ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/野谷

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