Record China 2012年8月14日(火) 13時49分
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13日、米紙ワシントン・ポストは「北京の米国人が五輪報道を見る」と題した記事のなかで、ロンドン五輪に対する中国人の偏った応援姿勢を紹介した。写真は瀋陽のデパートでロンドン五輪を観戦する市民。
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2012年8月13日、環球時報によると、米紙ワシントン・ポストは「北京の米国人が五輪報道を見る」と題した記事の中で、ロンドン五輪に対する中国人の偏った応援姿勢を紹介した。
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4年前の北京市は北京五輪の開催に全力を傾けていた。しかし、ロンドン五輪開催中の北京市は以前のように忙しく厳粛な雰囲気に戻っている。北京時間の午前4時に放送されたロンドン五輪開会式を1億人の中国人が視聴したとの報道もあるが、13億5000万人もいる中国の人口からみれば大した数字ではない。「小さい頃、バルセロナ五輪を徹夜で見ていた記憶がある。でも今回の五輪を『徹夜して見た』と話す人は少ない」と話す北京の記者もいるほどだ。
北京の地下鉄の駅には選手たちの巨大なポスターが張られ、車に積まれたスクリーンでは五輪中継が映し出されているが、人々は携帯電話のメールやゲームに忙しい。しかし、金メダルの期待がかかっている競技は別だ。葉詩文(イエ・シーウェン)が競泳女子400m個人メドレーで世界新記録を樹立した時、アナウンサーと解説者は冷静さを失っていた。「加油(がんばれ)!加油!」と叫ぶ声はどんどん大きくなり、ほとんど失神寸前。ゴールシーンでテレビ画面は感激の涙にくれるカメラマンの姿を映しだした。その後の西側メディアによる葉詩文へのドーピング疑惑報道に対し、中国人があれほど怒った理由も想像できるというものだ。
若者や外国人に人気のスポット、三里屯や鬼街(ゴースト・ストリート)のバーやレストランでは、客のためにプロジェクターで五輪中継を流していた。私は家のテレビで朝まで五輪三昧なのに、近所の人たちは朝起きると太極拳や後ろ歩き(流行している健康法)を行い、昼間は日陰の歩道上で麻雀卓を囲んでいる。私はバドミントンをする男子を「セクシー」とみなす国で生活しているのだ。(翻訳・編集/本郷)
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