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中国のリゾート地で「ぼったくり」は当たり前、レストラン経営者が手口を暴露―中国紙

Record China    2012年8月16日(木) 6時33分

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13日、中国紙・人民日報は、有名なリゾート地、海南省三亜市で日常的に行われている観光客に対する「ぼったくり」の内情を紹介した。写真は三亜市内のレストラン。

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2012年8月13日、中国紙・人民日報は、有名なリゾート地、海南省三亜市で日常的に行われている観光客に対する「ぼったくり」の内情を紹介した。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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実際に使っている手口を暴露したのは6年前に同市でレストランを開業した盛(ション)さん。最初は真面目に営業していたのだが、赤字が続いたため、ベテラン従業員から伝授された様々な「秘策」を採用。すると、店はあっという間に大儲けとなった。

多くの観光客は、漁を終えたばかりの漁船から捕れたての魚を買い、それをレストランで調理してもらえば、安く済むと思っている。ところが、レストラン側が預かった魚の半分ほどしか調理せず、1匹分を請求するなんてことは当たり前。客側は自分が持ち込んだ魚がどれくらいの重さで、実際に食べられる分量がどれくらいなのかなど、全く分からない。かすめ取った分は別の客に出せば、儲けは2倍になるという仕組みだ。

客が持ち込んだ活きのよい魚を、冷蔵庫から出した魚とすり替えるというのもよくあること。生きた魚と死んだ魚では値段が倍近くも違うからだ。客が見ていない隙にすり替えて、生きている方は店の水槽にこっそり入れる。「時価」で高額をふっかけるのも常とう手段。客のほとんどは「時価」を確認せず注文するため、会計の時に大慌てになるというパターンが多いという。

盛さんは「ぼったくり」をする側として、「魚を持ち込んだら調理前に数や重さ、値段をよく確認して。1番よいのはそのままの形で蒸してもらうこと。他の食材と炒めたり、切り身にしたりすると本当の分量が分からなくなってしまう」と注意を呼び掛けている。(翻訳・編集/NN)

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