陸上男子100メートルで金メダルの蘇炳添、実は引退していた―中国メディア

Record China    2018年8月27日(月) 18時20分

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27日、ジャカルタで行われているアジア大会の陸上男子100メートルで金メダルを獲得した中国の蘇炳添について、複数の中国メディアが「実は引退していた」と報じ、話題になっている。

2018年8月27日、ジャカルタで行われているアジア大会の陸上男子100メートルで金メダルを獲得した中国の蘇炳添(スー・ビンティエン)について、複数の中国メディアが「実は引退していた」と報じ、話題になっている。

蘇は決勝レース後の会見で、「皆さんご存じの通り、私はすでに引退した選手です。元は大学に戻って指導者になるところですが、国のためにということで選手として戻ってきました。ですので、曁南大学や中国陸上チームのサポートがあっての今日の結果だと、感謝しています」と述べた。

また、妻と子どもへの感謝も口にし、「妻が妊娠してから出産まで、一緒にいられた時間は1週間もありませんでした。子どもと一緒にいられた時間も、3~4日でした。ですので、私が強く思うのは、すべての試合を終わらせて家族に寄り添いたいということです」と語った。

なお、報道によると、蘇は今後も国を背負う国際大会には出場する意向を示しており、9秒90突破への意欲も示しているという。

蘇はリオデジャネイロ五輪後に所属していた広東省のチームから引退する意向を示し、昨年末に正式に曁南大学の副教授に就任していた。

中国のネットユーザーからは、「国のために戦うのは真の英雄だ」「国民の誇りだ」とたたえる声や、「引退していたなんて、本当に知らなかった」と驚きを示す声が上がった。また、「すごい!ぜひ9秒90を破ってほしい」と今後に期待する声も寄せられている。(翻訳・編集/北田

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