中国機が45度の角度で急降下、遺言録音する乗客も―中国紙

Record China    2018年8月27日(月) 22時50分

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昆明から杭州へ向かっていた北京首都航空JD5158便で26日、機内の圧力を調節する「与圧装置」に異常が発生するハプニングがあった。資料写真。

2018年8月27日、中国紙・銭江晩報などによると、昆明から杭州へ向かっていた北京首都航空JD5158便で26日、機内の圧力を調節する「与圧装置」に異常が発生するハプニングがあった。異常発生後、機体は45度の角度で急降下した。同便は昆明空港へ引き返し、乗員9人と乗客146人は無事だった。

乗客の話によると、離陸から約30分後に、飛行機が急降下して酸素マスクが飛び出し、客室乗務員から酸素マスクをつけるよう指示があった。機内では恐怖のあまり泣き叫ぶ人や、遺言を録音する人まで現れるなどパニック状態だったという。その後20分ほどで急降下は終わり、昆明空港へ引き返した。

北京首都航空は、乗客に別の便を手配し、補償金として1人400元(約6500円)を支払った。また二度と飛行機に乗りたくないとした乗客に対しては、航空券を払い戻したという。(翻訳・編集/柳川)

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