2012年8月15日午後10時50分ごろ（現地時間＝以下同）、中国四川省雅安市の臥竜ジャイアントパンダ野生化訓練基地で、ジャイアントパンダの双子が生まれた。中国新聞社が伝えた。

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双子の赤ちゃんを出産したのは臥竜ジャイアントパンダ保護研究センターの「思雪（スーシュエ）」で、同訓練基地で今年初めての誕生となった。

「思雪」は2006年に生まれ、今年3月に3回の交配を行い、5月末に野生化訓練基地に移った。7月15日には妊娠の前兆がみられ、今月15日午後10時50分に第1子を出産後、同11時15分ごろに第2子を産み落とした。第1子はメス、第2子はオスで、どちらも体重は153グラムだった。第1子は母親に愛情を注がれ元気に成長中で、第2子は母親が育児放棄したため施設に移されたが、こちらも元気だという。（翻訳・編集/内山）