2018年8月27日、米華字メディア多維新聞は、中国の民間シンクタンク胡潤研究院が発表した中国人に人気の移住先ランキングを紹介した。

同研究院はこのほど、「2018中国投資移民白書」を発表し、「中国人に最も人気のある移住目的地」投票結果を明らかにした。1位になったのは米国で、79％と高い得票率を獲得。2位カナダの25％、3位オーストラリアのの15％を大きく引き離した。

また、富裕層が海外移住先を選ぶ最大の理由は「教育の質」で、回答率は83％と昨年の結果よりも7ポイント上昇した。2番目は環境汚染の69％となっており、こちらも昨年比で5％増えている。

さらに、実際に移民した富裕層の65％が「子どもたちが海外移住によって自信を持ち、より高い質の教育を受けられるようになった」と回答。「生活の質が向上した」と答えた富裕層も43％に上り、「親戚や友人に移住を勧めたい」との回答も2割に達した。（翻訳・編集/川尻）