2018年8月28日、新浪財経は、日本メディアの報道を引用し、道の駅の駐車場を占拠するマナーの悪い日本人旅行客がいると伝えた。

記事は、北海道知床にある道の駅について紹介した動画を掲載。長時間の停車は禁止されているものの、キャンピングカーなどでやって来て夜を明かす人が少なくないという。また、椅子やテーブルの設置、バーベキュー、トイレでの水汲み、休憩や宿泊なども禁止されており、明確な表示があるものの、多くの人がこれを無視。釣り客が目的の旅行者の中には3カ月近く滞在する人もおり、トイレで魚をさばくなどして排水溝が詰まる現象も起きているそうだ。動画では、キャンピングカーでやってきたある男性が「別に迷惑をかけていないのだから、いいのではないか」と話す様子が紹介されている。

これに対し、中国のネットユーザーからは「日本人はみんなマナーが良いのではなかったのか？」「民度の高い日本人がこれではだめだろ。普段見ている日本人は見せかけだったのか？」など、驚きや失望を示すコメントが多く寄せられた。

しかし、「一生懸命探してようやくネズミのふんを見つけたようなもの。ご苦労さまです」と、あくまで個別の少数の事例だというユーザーや、「そうは言っても、中国人旅行客の世界的な悪評は紛れもない事実」と自国を戒める意見もあった。

ほかには、「中国では永遠に発生しない事例だ。なぜなら無料の駐車場など存在しないから」「これは中国によく学んだ方がいい。1時間80元（約1300円）取れば問題解決」というコメントも散見された。（翻訳・編集/山中）