人口増加率の鈍化続く、少子化と高齢化の対策が政策課題に―中国

Record China    2012年8月20日(月) 11時59分

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17日、中国国家統計局は2011年末の人口が13億4700万人だったと発表した。人口の自然増加率は減少傾向が続いており、少子化と高齢化対策が課題となっている。写真は5月31日、中国各地で行われた子供の日イベント。

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2012年8月17日、中国国家統計局は11年末の人口が13億4700万人だったと発表した。18日、新京報が伝えた。

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発表によると、11年末の人口は13億4700万人。02年から6000万人あまりの増加となった。年平均の増加率は0.53%。人口の自然増加率は02年の6.45パーミル(パーミルは1000分の1を示す単位)から11年には4.79パーミルと減少傾向にある。これに伴い人口増加の絶対数も02年の826万人から644万人に減少している。

人口増加率の低下に伴い、中国の年齢ピラミッドにも変化が生じている。総人口に占める65歳以上の比率は02年の7.3%から9.1%にまで上昇。14歳以下の比率は22.4%から16.5%にまで減少した。北京市や上海市などの大都市では10%を割り込んだという。

こうしたなか、少子高齢化の対策が政策課題として急浮上している。高齢化傾向を止めることはできないが、いわゆる「一人っ子政策」の緩和は急激な進行を緩和する効果があると、政策転換を提言する専門家も増えている。(翻訳・編集/KT)

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