Record China 2012年8月20日(月) 14時8分
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18日、中国のジャーナリスト、王錦思氏は「真相―日本では韓国車を見かけない」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。多くの中国人が韓国には日本車は全く走っていないと考えているが、実際はその逆だと指摘した。写真は韓国国内で見かけた日本車。
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2012年8月18日、中国のジャーナリスト、王錦思(ワン・ジンスー)氏は「真相―日本では韓国車を見かけない」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。以下はその内容。
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私は韓国や日本に何度か行ったことがあるので、実際のところはどうなのかを明らかにしたい。尖閣問題で日本製品をボイコットしようという声が国内で大きくなっている。こうした表現の自由はあってもいいし、それが楽しいならばやればいい。ただし、多くの中国人が「韓国で日本車は全く走っていない。外国製品、特に日本製品は韓国にない」と主張しているが、実際はその逆だ。韓国の道路はトヨタのレクサスや日産のインフィニティ、ホンダのバイクなどの日本車であふれ返っている。しかし日本で韓国車を見かけることは皆無だ。
私を取材しに訪れる韓国人記者のビデオやカメラは日本製だ。韓国人記者は「少数の韓国人が日本製品をボイコットしていることを中国人はまるで韓国人全員がボイコットしているかのように大げさに話す」と指摘した。日本のセブン−イレブンは韓国全土にあるし、いたるところで日本製品が販売されている。北朝鮮との国境38度線を守る韓国軍の兵舎にあったのは日本の液晶テレビだ。
韓国の「自国第一主義」はグローバル化の波を受けてとっくに形骸化している。それはオランダから監督を招いたことで韓国サッカーのレベルがアップしたことからもわかる。日本製品や外国製品のボイコットは個人の自由であり、法律上の制限もない。外国製品の適切な制限は民族発展の前提になる。しかし、経済貿易というものは互いに意志を疎通しあい、互いの利益を考えるべきだ。
韓国に日本製品はある。すべての行動は正しい根拠があって初めて説得力を持つのだ。(翻訳・編集/本郷)
●王錦思(ワン・ジンスー)
吉林省出身、北京在住のジャーナリスト。北京大学でメディア学を専攻。日中歴史問題や抗日戦争史を研究課題としている。著書に「日本行、中国更行」。11年3月に日本で「中国『反日』活動家の証言」を出版。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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