外国人労働者が作る「メイド・イン・チャイナ」、労働コスト上昇に伴い違法移民が流入―中国

Record China    2012年8月21日(火) 19時38分

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18日、シンガポール英字紙ザ・ストレーツ・タイムズは記事「外国人労働者が作る『メイド・イン・チャイナ』」を掲載した。中国の労働コストが上昇する中、違法移民を雇用するケースが増えているという。写真は河北省の水産加工工場。

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2012年8月18日、シンガポール英字紙ザ・ストレーツ・タイムズは記事「外国人労働者が作る『メイド・イン・チャイナ』」を掲載した。

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世界最大の人口大国であり、安価な労働力を多く抱える中国だが、今や外国人労働者を雇用する傾向が強まっている。今年上半期、中国では約2600人のベトナム人違法移民が逮捕された。前年同期比で32.6%の増加となった。逮捕者の約半数は製造業の中心地・広東省で仕事を探していた。

中国人的資源・社会保障部の統計によると、2011年末時点で正規の労働許可を得た外国人は24万1900人。中国人労働者7億6000万人と比べれば微々たるものだ。だが今後、外国人労働者の数は増え続けると専門家は予想している。

中国の労働人口は2013年から2016年にピークを迎え、以後は減少していくとみられる。また2008年施行の労働法により社会保険の負担が増えるなど中国の労働コストは上昇している。外国人労働者、とりわけ不法移民は低賃金の仕事でも引き受け、社会福祉を必要としない。(翻訳・編集/KT)

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