Record China 2012年8月21日(火) 20時25分
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20日、日韓関係の悪化が米国のアジア政策に悪影響をもたらし、中国や北朝鮮にとって有利な状況になりうると一部メディアが報じている。資料写真。
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2012年8月20日、香港中国評論新聞によると、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島(韓国名・独島)に上陸したことで日韓関係に重大な亀裂が生じているが、一部メディアは日韓関係の悪化が米国のアジア政策に悪影響をもたらし、中国や北朝鮮にとって有利な状況になりうると分析している。
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米放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)は、李大統領が竹島に上陸した影響で日韓関係は急速に悪化していると伝える記事を掲載。アナリストは日韓関係の悪化は中国にとっては好ましいニュースになるとし、米国の東北アジア問題専門家は「日米韓の安全協力関係に亀裂を生じさせ、北朝鮮問題と中国の脅威の処理への妨げになるとして、中国は日韓関係の悪化を密かに歓迎している」と指摘した。
また、日韓関係がさらに悪化すれば、韓国が中国に近づく可能性もあると指摘する専門家もいる。元米国国家安全保障担当大統領補佐官のズビグネフ・ブレジンスキー氏は、米国の国力が低下すれば、韓国は中国の覇権を甘受するか、あるいは日本との協力関係を強化するかを選択せざるを得ない状況になると指摘している。
韓国のコリア・ヘラルド紙の評論記事も「米韓、日韓関係が悪化すれば北朝鮮はますますやりたい放題になるが、残念なことに韓国はその方向に向かって進んでいる」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)
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