ぜんそく発作の乗客のために引き返した飛行機、中国ネットから非難が上がった理由

Record China    2018年9月2日(日) 0時0分

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中国メディアの頭条新聞は8月30日、微博(中国版ツイッター)の公式アカウントを通じて、中国の西部航空の飛行機が、ぜんそくの発作を起こした乗客のために空港へ引き返したと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

中国メディアの頭条新聞は8月30日、微博(中国版ツイッター)の公式アカウントを通じて、中国の西部航空の飛行機が、ぜんそくの発作を起こした乗客のために空港へ引き返したと伝えた。

記事によると28日、8月西部航空の武漢発福州行きの機内で、乗客がぜんそくの発作を起こしたため、武漢の空港へ引き返した。この乗客はぜんそくの持病があり、吸入薬は搭乗前の安全検査の際に没収されていたという。

機内にぜんそくの吸入薬は常備されておらず、機内に居合わせた医者が救急措置を行ったものの良い効果が得られなかったため、機長の判断で引き返すことになったという。医師は、機内にぜんそく用の8種類の救急薬品を常備しておくよう提案したという。

これに対し、中国のネットユーザーから「なぜ吸入薬を没収した?」「救命のための薬を持ち込ませないのであれば、少なくとも機内には準備しておくべきだろう」「安全検査は間違っていない。しかし機内には薬を常備しておくべきだった」など、非難の声が多く寄せられた。

また、「以前、噴射式の薬を持って安全検査の際に説明書を提示し、試しに1回噴射したら飛行機に持ち込めたけど。これ北京空港での話ね」というユーザーもいた。空港によって対応が異なる可能性もある。「とりあえず大事に至らなかっただけでもよかった」というコメントも寄せられた。(翻訳・編集/山中)

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