2012年8月22日、中国を代表する映画監督チャン・イーモウ（張芸謀）との決別が伝えられたプロデューサーが、現在の状況を語った。新浪網が伝えた。

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チャン・イーモウ監督の作品を国際舞台に押し上げた立役者とされるのが、映画プロデューサーのチャン・ウェイピン（張偉平）。2人は映画制作会社・新画面影業公司を共同で設立し、これまでの16年間に計11本を世に送り出した。中国映画の超大作化時代を拓いたのが、この2人だ。

しかし昨年、2人に不仲説と決別のうわさが浮上。ハリウッドを目指すチャン監督に対し、チャン・ウェイピンとの間で考え方と方向性の違いが生じたと伝えられる。21日、大手ポータルサイト・新浪網のインタビューに答えたチャン・ウェイピンによると、チャン監督とはすでに1年近く顔を合わせていないという。

2人の“関係者”を自称する人物らが様々なうわさを流すのを目にしたチャン・ウェイピンが、チャン監督と直接話し合おうと働きかけたのが昨年後半のこと。しかし電話にも応じず、メールに返信もなく、会うどころか連絡も取れない状態に。「人生に出会いと別れがあるのは必然だが、だからと言ってこのような状態は尋常ではない」と不満を訴えた。「何か不満があるなら、隠れていないで直接話してほしい」と言うが、「すでに彼とは無関係」と突き放したような言葉も。2人の間の溝の深さを物語っている。

中国メディアがうわさする、新画面影業公司の解散については否定。今後も新しい映画を撮る予定だが、現在のところは何も決まっていないという。（翻訳・編集/Mathilda）