Record China 2018年9月1日(土) 20時20分
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1日、網易体育は、U20ワールドカップに続きアジア大会でも優勝した日本女子サッカーの強さの秘訣について紹介する記事を掲載した。資料写真。
2018年9月1日、網易体育は、U20ワールドカップに続きアジア大会でも優勝した日本女子サッカーの強さの秘訣(ひけつ)について紹介する記事を掲載した。
8月31日に行われたジャカルタ・アジア大会女子サッカー決勝で、日本は中国に1‐0で勝利し、2大会ぶりの金メダルを獲得した。記事は「数日前にはU20がW杯を制した。2011年にはフル代表が、14年にU17がそれぞれのW杯を制している。日本サッカーはここ数年で大きな成果を挙げ、あらゆる年齢クラスで世界の頂点に立つと同時に、力のある若手選手たちを育て上げてきた。その成功経験に、われわれは学ぶべき道を見いだしたかもしれない」とした。
まず、日中両国間における女子サッカー人口の差に言及し、昨年末時点での日本の女子サッカー登録選手は2万8000人なのに対し、中国は16年末でわずか598人であると指摘。「日本の登録人数はより多くの優秀な選手を選ぶ上で十分な数。この基盤があるからこそ、日本は世界のビッグマッチで猪突(ちょとつ)猛進の成果を挙げられるのだ」と解説している。
また、成熟したリーグ体制に加えて「学園サッカー」も人材育成の重要な手段になっているとし、その筆頭格と言える女子サッカー高校選手権は、宮澤ひなた・福田ゆいといった今回のU20優勝メンバーを輩出したほか、大学サッカーも人材輩出の重要な手段になっていると紹介。さらに、クラブユースも今や13歳から18歳までの育成体系が完成しているほか、9歳以上の小学生の育成にも力を入れ始めていると伝えた。さらに、日本サッカー協会が運営するJFAアカデミーも大きな役割を果たしているとした。
記事はさらに、男子サッカーに後れを取ったものの、「なでしこ」たちの海外移籍がこの10年ほどで盛んになり、その道を切り開いた第一人者が、11年のW杯優勝をはじめ長く日本女子サッカーの中心選手として活躍してきた澤穂希さんであると伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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