中国式お見合いはまるでビジネス、重要なのは「そろばんに見合うかどうか」―米紙

Record China    2012年8月24日(金) 18時1分

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22日、中国における男女の関係はビジネスと同じで、給与の多少や資産の有無、経歴の良しあしなど、相手のそろばんに見合うかどうかで判断されるという。写真は19日、貴州省貴陽市で開催された1万人規模のお見合いイベント。

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2012年8月22日、国際在線によると、ニューヨーク・タイムズは「中国式ロマンティック」と題した記事を掲載した。中国における男女の関係はビジネスと同じで、給与の多少や資産の有無、経歴の良しあしなど、相手のそろばんに見合うかどうかで判断される。

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ある男性が知り合いから女性を紹介され、会うことになった。待ち合わせ場所には彼女だけでなく、母親の姿も。すると男性は母親から給与はいくらだ、家は持っているのか、どこの大学を卒業したのかなど、会うなり次々に質問攻めにされたという。

中国では近年、拝金主義が過熱し、お見合いもすでに一種のビジネスと化しており、北京などでは見合いビジネスの市場が急速に成長している。車、家、十分な収入を持ち、容姿端麗、身長が高いことが理想的な男性像として定着しており、女性側も何とかそうした相手を“釣り上げ”ようと多額の費用をかけて見合い専門の講座に通う人もいる。

しかし見合いビジネスが急成長する一方、男女比のアンバランスな状況は深刻さを増しており、2020年には2400万人もの中国人男性が結婚相手が見つからない状況に陥ると予測されており、不動産価格の高騰など問題も多く存在している。

旧暦の七夕を迎え、各地で大規模なお見合いイベントが開催されている。若者自身のほか、親もこぞって参加し、プロフィール交換に奔走する。四川省広元市で企画されているイベントには1万人が参加すると予想されている。(翻訳・編集/岡田)

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