<反日デモ>民衆のデモが日本の軍国主義化を招いた、中国人も理性的な対応を―中国メディア

Record China    2012年8月25日(土) 18時31分

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24日、新華網は中国誌・世界軍事の陳虎編集長の署名記事「我々は釣魚島を失うことがあるだろうか?」を掲載した。写真は香港活動家の尖閣上陸を伝える中国のニュース番組。

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2012年8月24日、新華網は新華社の雑誌・世界軍事の陳虎(チェン・フー)編集長の署名記事「我々は釣魚島を失うことがあるだろうか?」を掲載した。以下はその内容。

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日本の挑発が続く尖閣諸島問題。日本は軍備強化と国民の支持獲得を狙いとしており、今後も「普通の国」を目指して、尖閣での挑発は続くことになるだろう。米国にとっても好都合だ。日中の争いが激化することで、日本へのコントロールを強め中国をけん制することができるからだ。

だが中国の国力、中国政府の主権維持の決意、そして中国国民の愛国の熱情を考えれば、尖閣諸島を失うことは現実的ではない。日本国内であっても中国の尖閣諸島を奪おうという願望を持つ者はごく少数なのだ。

だが国家の重大な戦略を考える際に愛国の熱意だけでは不十分だ。いや、それどころか熱意の高まりが過激な民族主義に走らせる危険性もある。その好例が日露戦争後の日本だ。これ以上の戦争の継続は不可能とみた日本はロシアと講和条約を結んだが、十分な賠償を勝ち取れなかったと不満に思った日本国民は日比谷焼討事件を起こした。これがその後の日本の軍国主義化の契機となったのだ。

国家の重大戦略を処理する際、たった一度の抗議活動がバタフライ効果を起こし、当初の希望とは異なったゴールにたどりつくこともある。私たちは理性的な態度で応対しなければならない。(翻訳・編集/KT)

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