2012年8月26日午前2時40分ごろ（現地時間）、中国・陝西省延安市の高速道路で、旅客バスとタンクローリーの追突事故が発生した。追突後車両2台とも発火し、36人の犠牲者を出す大事故となった。新華社通信が伝えた。

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旅客バスは2階建ての寝台バスで、運転手や添乗員を入れ39人が乗っており、定員内だった。事故は旅客バスがタンクローリーに追突したことにより起き、タンクローリーに積載されていたメタノールが漏れ、発火したとみられている。旅客バスの乗員のうち3人が脱出に成功し、現在病院で治療を受けている。また、タンクローリーの運転手2人はいずれもケガはなく、現在警察に身柄を拘束されている。

このほか、目撃者の証言によると、事故現場の道路には旅客バスが付けたと思われるブレーキ痕が10mほどもあり、事故当時旅客バスは相当なスピードを出していたのではと予測されている。当局は現在事後処理と共に事故の詳しい経緯を調べている。（翻訳・編集/内山）