Record China 2018年9月8日(土) 17時0分
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澎湃新聞は8日、上海市内に敷設されている点字ブロックの多くが使い物にならない状況であるとする記事を掲載した。写真は点字ブロックの上に作られた階段。
中国メディアの澎湃新聞は8日、上海市内に敷設されている点字ブロックの多くが使い物にならない状況と指摘する記事を掲載した。
記事は「市の路政局が実地調査をしたところ、上海の道路におけるバリアフリー設備全体の量は少なくないが、細かい部分において依然として改善が待たれる個所が多い。特に、道路と周辺の公共建築物の境にあるスロープなどで、必要な縁石付きスロープや点字ブロックが不足している」と指摘した。
また、点字ブロックが途中で寸断されている状況が多く見られたという。ポールや消火栓、バス停の待ち合いベンチなど固定物が障害になっているケースのほか、点字ブロック上に物を置く、バイクを停車させるケースが相次いでいると指摘。歩道が狭いために点字ブロックの設置が難しい場所もあると伝えた。
さらに、一部の点字ブロックが著しく破損しており、ブロックが正しく利用されていないことのほか、ブロックの材質の悪さ、速やかなメンテナンスが実施できていないことが原因と紹介した。
記事は「国際的な大都市である上海は、都市管理においてバリアフリー環境の構築、維持、使用でより細やかさ、人への配慮を示すべきである」としたうえで、当局が関連法規の整備、監督体制の強化、宣伝教育の強化といった策を講じていると付け加えた。(翻訳・編集/川尻)
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