日本大使車襲撃、北京の大使館周辺は24時間の警備体制―香港メディア

Record China    2012年8月28日(火) 20時19分

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27日、丹羽宇一郎駐中国大使の乗った車が襲撃され、国旗を奪われた事件を受けて、北京の日本大使館周辺では数十人の警官が24時間態勢で警備を敷いているという。資料写真。

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2012年8月27日、丹羽宇一郎駐中国大使の乗った車が襲撃され、国旗を奪われた事件を受けて、北京の日本大使館周辺では数十人の警官が24時間態勢で警備を敷いているという。香港の衛星TV局・フェニックステレビの報道。

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27日夕方、北京市内で、丹羽宇一郎駐中国大使の乗った公用車が進行方向をふさがれ、中国人とみられる男が車両に取り付けられた日の丸を奪い去った。直前に、後方にいた2台の高級外車が前方に出て割り込んできたため、停車したところ、その車両から降りてきた男が旗を取っていったという。

今月、尖閣諸島の領有権をめぐって、香港の民間団体構成員や日本の地方議員が次々と魚釣島に上陸し、日中関係の緊張の高まりとともに中国国内では反日感情が高まっている。今回の事件もこれを背景に起こったものとも考えられるが、これを受けて28日夜、山口壮外務副大臣が北京入りする。胡錦濤(フー・ジンタオ)中国国家主席に宛てた野田首相直筆の親書を携えていると伝えられるが、中国外交部としてどのように対応に当たるか、人選も含めてまだわかっていないという。

なお、北京の日本大使館には数台の警察車両と数十人の警官が24時間態勢で配備され、ものものしい雰囲気。日中に1人の女性がミネラルウォーターの瓶を投げ込む事態が発生したが、すぐに警察官に取り押さえられたという。(翻訳・編集/愛玉)

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