建築中の住宅の8割、資金難で工事中断に=街はゴーストタウン化―内モンゴル自治区オルドス市

Record China    2012年8月29日(水) 19時32分

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28日、内モンゴル自治区のオルドス市で建設中だった住宅の大部分が途中で建設が放棄されたままになっている。未完成の建物と債権者が街の至る所に見られるという。写真は6月、建設がストップしたままの高層マンションが目立つオルドス市内。

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2012年8月28日、中国経済週刊によれば、内モンゴル自治区のオルドス市で建設中だった住宅街の建物の大部分が建設途中で放棄されたままになっている。未完成の建物と債権者が街の至る所に見られるという。

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現地の開発企業によると、建設中の建物の80%がすでに建設中止となっている。その投資者の60%は一般の市民で、オルドス市ではじつに市の住民の90%以上が個人的な資産から不動産への投資を行っているとされる。ある現地住民によれば、同市の新興住宅街では2011年10月頃から建設が停まったままとなっており、当然住む人もなく、開発地域はすっかりゴーストタウンと化しているという。

オルドス市は1人あたりGDPが首都北京市や上海市を大きく上まわり“中国でもっとも裕福な街”と呼ばれたが、現在市内は「借金」や「資金難」という言葉ばかりが飛び交っている。市によれば建設が中断されたままの建物は2225.3万平方メートルにも及び、“借金の取り立て”が主要産業となっているほどだと伝えられている。(翻訳・編集/岡田)

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