悪性がん発症率が20年で約50%も増え、種類にも変化―天津市

Record China    2007年3月11日(日) 19時6分

拡大

悪性がん発症率が20年で約50%も増加、高齢化が主原因。今後もライフスタイルの変化により、がんの種類に変化をもたらすとみられる。

(1 / 3 枚)

2007年3月6日、北京晩報の報道によると、中国工程院のハオ希山会員が中心となって行った悪性がんの研究で、59種類の悪性がん発症率がこの20年で約50%も増え、主な原因として高齢化が悪性がんの発症率を押し上げたことがわかった。

その他の写真

天津市内400万人のがん発症及び死亡に関する1981年から2000年まで20年分の資料を分析、悪性がん発症数が81年から10年で6万人、91年から10年では8万人に増え、1年あたりの増加率は3.3%だった。10万人当たりの発症率も177人から245人に増え、20年間の合計で45.35%上昇した。

2010年ころにはがんの種類が変わり、ワースト3は男性の場合、肺がん、肝臓がん、大腸がん、女性は乳がん、肺がん、大腸がん、とそれぞれ変化が予測されるという。喫煙率上昇、食習慣の西洋化、肥満増加と運動不足が、かかりやすいがんの種類に変化をもたらすとみられる。

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携