フライメディア 2018年9月11日(火) 19時0分
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毎年「中秋節」の時期が近づくと、百貨店やレストランの店頭、ホテルロビーに月餅が並びはじめる。月餅は日本のお中元などのように、日ごろお世話になっている相手に贈る習慣があり、毎年、この時期は「月餅」の話題も多くなる。
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「中秋節」は中国の伝統的な行事の一つで、毎年この時期になると、百貨店やレストランの店頭、そしてホテルロビーに月餅が並びはじめる。
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中秋節は、昔から家族で明月を楽しみながら、月餅を食べ、一家団欒を楽しむという習慣があり、月餅の歴史も古く、その品種も地方により多種多様だ。また、月餅は日本のお中元などのように、日ごろお世話になっている相手に贈る習慣があり、毎年、この時期は「月餅」の話題も多くなる。
月餅の中につめる餡(あん)も、小豆やハスの美、アヒルの塩漬け卵などの伝統的なものから、近年は、ザリガニやカエルの肉を使ったもの、ドリアンが入っているものなど、個性的で、ちょっとびっくりするような餡も発売されている。うけ狙いで、こうした少し変わった月餅を購入するのも面白いが、『大人』の贈り物としては、やはり老舗や外資系店舗の月餅が喜ばれているようだ。
もちろん、こうした有名店の月餅は引換券を高く転売することもできるので、もらいすぎて困ることはないというのも理由になるだろうが、たいてい自分で買うには少し高すぎるくらいの贈り物を贈ると喜ばれる。
上海でも、来たる中秋節に向けて、スターバックス、ハーゲンダッツ、ゴディバなどが参戦して、例年通り、月餅商戦を盛り上げている。
この三大ブランドの月餅は、それぞれ特徴が目立つので、贈り物の相手や用途による選択がしやすい。ハーゲンダッツはおなじみのアイス月餅で、花をイメージした外観の美しさや華やかさが人気。スターバックスは、コーヒーを中心としたフレーバーをそろえ、ゴディバは、チョコをベースとした『月餅』を販売している。
中秋節は旧暦の8月15日なので、毎年その日付は変わり、2018年は9月24日が中秋節になる。ちなみに、中秋節を含んだ3日間は法定休日になるので、9月22日~24日が3連休だ。
連休になると、旅行に出かけるなど若者の伝統行事離れが嘆かれる一方で、まだまだ中秋節は家族や親しい友人と空を見上げて明月を楽しみ、月餅を食べて過ごす人も多い。(提供/フライメディア)
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