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30日、食の安全問題頻発の中国で、ある私立校が“防災訓練”ならぬ“集団食中毒想定訓練”を行った。
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2012年8月30日、食の安全問題頻発の中国で、ある私立校が“防災訓練”ならぬ“集団食中毒想定訓練”を行った。チャイナフォトプレスの報道。
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訓練を行ったのは雲南省昆明市にある私立学校。バイリンガル教育を行うちょっぴりハイソな学校だ。この日の午後、同校にはパトカーや救急車が駆けつけ、ちょっとものものしい雰囲気。そのうち、「食中毒にかかった」とされる学生が次々と運び出されてきた。現場の医師は迅速に脈を測ったり点滴の準備をしたり。「何事が起こったのか?」と学校周辺には100人以上の野次馬が集まってきたが、実はこれ、集団食中毒を想定した訓練だった。
訓練は、給食後に10数人の学生が嘔吐(おうと)や腹痛を訴えるというもの。学校側が地区の衛生服務センターに通報すると、衛生局・教育局・食品薬品監督局などが連携して対処に当たる。訓練は実に2時間にもわたる綿密なもの。患者役となった学生たちの苦悶の演技が不必要なまでにリアルで、なかなかほほ笑ましかった。(翻訳・編集/愛玉)
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