Record China 2018年9月13日(木) 17時10分
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9日、10の言語が話せるという日本人の「語学の達人」が微博上で外国語を早く上達させる秘訣(ひけつ)を英語で紹介する動画を掲載したところ、多くの中国のネットユーザーが注目した。資料写真。
2018年9月9日、10の言語が話せるという日本人の「語学の達人」が微博上で外国語を早く上達させる秘訣(ひけつ)を英語で紹介する動画を掲載したところ、多くの中国のネットユーザーが注目した。
動画を掲載したのは、26歳の秋山燿平さん。微博を使って中国のネットユーザーに言語や教育、日本の社会などに関するさまざまな情報を配信している。9日に掲載した動画では、まず自身について「10言語を話せ、そのうち5言語はかなりのレベルで話すことができる」と紹介し、実際にそれぞれの言語で話してみせた。そして、留学経験もなく、語学を専門的に学んだ訳でもない自分が話せるようになった秘訣を明かしている。
秋山さんはまず、参考書を読みあさるのは不要な情報や表現まで学ぶことになるので時間の無駄だと指摘。自分にとって必要なものだけを習得すべきだとし、それぞれの言語を学び始める際はまず200の単語、30の表現を学んだとした。そして積極的に外国人と会話をすることをもう一つの秘訣として挙げ、周囲に外国人がいない、話す勇気がないという人は、語学交換アプリなどを積極的に利用するといいとアドバイスした。
さらに「翻訳機が発達しているから言語を学ぶ必要性は低くなった」という意見に対し、一部同意はするが必ずしもそうとは限らないとの見解を示した。そして、語学は相手の心を切り開く道具であり、本人の口からその言語が発せられることで、相手はとても大きな親近感を覚えると述べている。
秋山さんのアドバイスを見た中国のネットユーザーからは「すごい」との声が多く寄せられた。また「何かのアプリの宣伝かと思っちゃった。ぜひ最初に覚える30の表現を教えてほしい」「土下座して崇拝するレベル」「おすすめのアプリを教えて欲しい」などといった感想が見られる。
さらに、秋山さんの流ちょうな英語の発音に注目するユーザーも多く「日本式の発音がちゃんと矯正されている」といったコメントも少なからず見られた。このほか「相手の母語を話してこそ、相手の心を打つ」という秋山さんの言葉に感銘を受けた人もいたようだ。(翻訳・編集/川尻)
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