Record China 2019年8月15日(木) 12時20分
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14日、新華社は、14日に台北市で慰安婦集会が行われ、日本政府に謝罪要求したと伝えた。写真は日本台湾交流協会。
2019年8月14日、新華社は、台湾台北市の「日本台湾交流協会」前に100人近い人が集まり、街頭啓蒙宣伝劇や抗議文の朗読などの方法で慰安婦問題に対する謝罪を日本政府に要求したと伝えた。
街頭啓蒙宣伝劇では、日本政府を象徴する男性が高飛車な態度で台湾慰安婦を代表する5人の女性に対して前後左右へ進むよう指示。この5人が男性に対して謝罪するよう叫ぶと、男性は顔をそらしながら1枚1枚歴代の日本の首相の顔写真をめくり、時が流れても日本政府は全く無関心であることを表した。その後、女性が1人ずつ倒れて2人だけが立ったままとなったが、これは台湾人元慰安婦の生存者が2人しかいないことを表しているという。
集会に参加した人たちは「日本政府は謝罪せよ!」「おばあさんたちの尊厳を返せ!」などと叫びながら、絵やスローガンなどを掲げ、高齢になった元慰安婦に代わって日本政府に対して抗議を行った。
また、数人の学生は共同で作成した決議文を大声で朗読。その内容は、「日本政府が元慰安婦に対して正式に謝罪し、法的な賠償を行うこと、世界の各国や地域の歴史教科書に慰安婦の歴史を正確に記録し、教育を行うことを要求する」などを含んでいたという。その後、代表者が日本台湾交流協会に抗議書を提出した。
抗議集会は、元慰安婦救済に長年従事している台北婦女救援基金会が組織したもので、同基金会の範情(ファン・チン)執行長は、「社会のもっと多くの人が、慰安婦の史実と生存者の命の物語について知り、歴史の過ちと傷を再び繰り返すことがないよう希望している」と語った。(翻訳・編集/山中)
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