日本人の「慰安婦像に蹴り」に台湾で抗議相次ぐ、八田與一像・こま犬を破壊した人物が日本に“宣戦布告”

The World Video    2018年9月11日(火) 12時40分

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10日、台湾の台南市に設置された慰安婦像を日本人が蹴ったとされる問題をめぐり、中華統一促進党の李承龍氏が台北市内にある日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所でペンキをまき抗議を行った。

2018年9月10日、台湾の台南市に設置された慰安婦像を日本人が蹴ったとされる問題をめぐり、中華統一促進党の李承龍(リー・チョンロン)氏が台北市内にある日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所でペンキをまき抗議を行った。

慰安婦像が蹴られた問題をめぐっては、国民党の謝龍介(シエ・ロンジエ)台南市議が10日に抗議を行い、統一派団体が日本の駐台代表に謝罪を求め10日に日本台湾交流協会の建物に卵を投げ付ける騒動も起きている。

日本台湾交流協会台北事務所でペンキをまいた李氏は、2017年の4月に台湾・台南市の烏山頭ダムで、日本人技師・八田與一氏の銅像の頭部を切り取り、翌5月には台北市にある小学校の門に設置された日本統治時代のこま犬を破壊した人物として知られている。

台湾・聯合新聞網によると、李氏を含む4人は10日、日本台湾交流協会台北事務所に赴き、慰安婦像に蹴りを入れた行為を非難したした上で「宣戦布告も辞さない」と叫んだ。李氏らは事務所前でペンキをまき散らし、通報を受け現場に急行した警察により連行された。現地当局は公務執行妨害や傷害、公然侮辱などの疑いで対応を進めている。(翻訳・編集/内山

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