2012年9月1日、台湾のトップモデルで女優のリン・チーリン（林志玲）が、中国四川省成都市のイベントに出席した際、「見た目だけのお飾りを打破したい」と発言した。3日付で現代快報が伝えた。

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突出して優れた容姿以外に、とくに芸のないお飾り女優を中国語では“花瓶”と呼ぶが、長年にわたって、その花瓶の代名詞のように呼ばれてきたのがチーリン。実際は花瓶などではなく、才色兼備、プラス内面の美しさや品格を兼ね備えているが、トップモデル出身であまりにも美しいがゆえ、どうしても美女の印象が際立ってしまう。

「“花瓶”と言われればそれを打破するまで。言われるたびに、わたしは迎撃するわよ！映画を通じてでも、また他のお仕事を通じてでも、努力すれば“花瓶”の二文字はいずれ消えるわ」と、この日のチーリンは珍しく気炎を挙げた。

まもなく公開となる主演映画「富春山居図」では、アンディ・ラウ（劉徳華）、トン・ダーウェイ（[イ冬]大為）、チャン・ジンチュー（張静初）など、ベテランや実力派と共演している。チーリン自身も「ひと皮むけた」と自身を評価。「多くの人が持つ、“リン・チーリン”のイメージを破ると思うわ。表情や雰囲気、キャラクターやメイクまで、いろいろとチェンジしているわよ」と自信たっぷりに語った。

そのイメージチェンジの足かせとなっている問題のひとつが、“赤ちゃん声”と呼ばれる甘ったるい声。「わたしの話し方って特徴があるみたいだけど、これは何としても克服しなければ。今もずっと努力している最中です。おばあちゃんになる前に何とかしなきゃ」と、本人も冗談交じりに話している。(翻訳・編集/愛玉)