近未来をイメージした無人コンビニ「X24h」はスマート自販機!

フライメディア    2018年9月20日(木) 7時20分

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上海で最も利用客が多いと言われる地下鉄「人民広場」駅の構内に「X24h」という無人コンビニがオープンした。

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上海でも最も利用客が多いと言われる地下鉄「人民広場」駅の構内に「X24h」という無人コンビニがオープンした。このX24hはブルーライトが輝き、何となく未来感があり外観が人目をひくが、店内には、スマート自販機が6台並んでいるだけというコンビニ。ぱっと見た感じはコンビニには見えず、自販機コーナーのようでもある。

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6台のスマート自販機は、3台がドリンク、スイーツ類(オレンジジュース、コーヒー、アイスクリーム)で、残り3台が軽食類と分かれている。焼きたてやつくりたてを温かいまま提供することがセールスポイントだとうたっているが、軽食類はあまり温かさを感じない。

現在、軽食類で準備している商品は不定期のようで数回行ってみたが、3台ともパンを販売していることが多かった。ちなみにパンは、クロワッサン、チョコデニッシュなどで、料金はどれでも16元(約270円) クロワッサンは2個で16元だ。試験的オープンらしく、パンの種類は少ない。今後、商品により価格調整をしていくとスタッフの説明があった。

利用方法は、まず、各自販機の前にある白いサークルのセンターに立つ。そこがセンサーとなっていて、そこに立って一連の操作をすることが必要になる。そして、QRコードをスキャンして携帯番号をヒモづける。登録が完了すると、画面に従った操作で、扉が開く。気に入った商品があれば、そのまま手にとり、センターから出ると、扉が自動的に閉まり、支払いも自動的に引き落とされているというしくみだ。商品を選ばないときも、サークルから出れば、ドアが閉まる。

ブルーのライトがキラキラ輝く空間でこの一連の作業をしていると、近未来でショッピングをしているかのように思えてくるから不思議だ。そばに、テイクアウト用のペーパーバッグもおいてあり、セルフサービスだが、比較的しっかりしたペーパーバッグが無料なのは嬉しい。

上海で「無人」とうたっているサービス施設にスタッフがいること自体は普通だが、レジ機能がなく、全てをアプリで決済でき、スタッフがいなくても購入が完結するという意味での「無人」なのだろう。確かに近未来的な(?)技術すぎて、使い方の説明を読んでもよく分からないのでサポートスタッフは必要だ。それに駅構内にあることで、入店から購入・決済までのスピード感も必要だ。ということで、店内にいるサポートスタッフ1名は妥当なのだろう。

ところで、駅構内を移動している人は多く、コンビニを横目で見ながら通過する人も少なくないが、利用客が少ないように感じたので、スタッフに聞いてみると「まだオープンしたばかりなので。設備もこれからさらに進化するから」というコメント。

中国では、まず始めてみるというサービスが多く、利益よりもまず試験的に実用化してみるという目的のほうが強い傾向がある。このコンビニも今後、サービスとして定着していけるかはまだ未知数だ。(提供/フライメディア)

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※株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、撮影コーディネーションサービスをご提供している会社です。 本日御紹介した「無人コンビニ・X24h」関連についてもっと知りたい方は、是非弊社のホームページをご覧頂き、お問い合わせください。

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