スイス航空機でケンカ、Uターンさせた中国人2人にスイス当局が罰金命令―中国メディア

Record China    2012年9月7日(金) 13時24分

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6日、スイス・チューリヒから中国・北京に向かっていたスイス航空機で、殴り合いのケンカをして同機をチューリヒまでUターンさせた中国人乗客2人が、スイス当局から罰金の支払いなどを命じられていたことが分かった。写真は事件を伝える中国のニュース番組。

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2012年9月6日、スイス・チューリヒから中国・北京に向かっていたスイス航空機で、殴り合いのケンカをして同機をチューリヒまでUターンさせた中国人乗客2人が、スイス当局から罰金の支払いなどを命じられていたことが分かった。国際在線が伝えた。

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Uターン事件が起きたのは2日。離陸から約6時間後、200人の乗客を乗せ、モスクワ上空を飛んでいた同機で、50代の中国人の男が突然立ち上がり、前列に座っていた20代の中国人の男に向かって「座席を前に戻せ!」と叫んだ。座席が後ろに倒れすぎていたため、食事がしにくいという理由だったようだ。

これに続き、50代の男が20代の男の頭を殴打、両者は取っ組み合いのケンカを始めた。仲裁に入った乗務員まで殴られるなど混乱を極めたが、周囲の乗客らの協力でようやく2人を引き離すことに成功した。50代の男は興奮状態が続いたため、乗務員がやむなくロープのようなもので縛り付けたが、それから1時間も大声で叫び続けたという。

機長はこれ以上飛行を続けるのは危険と判断、モスクワへの緊急着陸はビザの問題も生じるため、結局、同機をチューリヒまでUターンさせた。スイス当局は3日、50代の男に90日以内の罰金の支払い、20代の男には訴訟費用を負担するよう命じた。具体的な金額については明らかになっていない。(翻訳・編集/NN)

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