Record China 2012年9月10日(月) 19時15分
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7日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語サイトは記事「胡錦濤が最大の勝者」を掲載した。同メディアは習近平体制の指導陣を予想。胡錦濤率いる団派が人事での勝者になったと分析した。写真は胡錦濤。
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2012年9月7日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語サイトは記事「胡錦濤が最大の勝者」を掲載した。
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10月開催予定の中国共産党第18回全国代表大会(十八大)で胡錦涛(フー・ジンタオ)体制から習近平(シー・ジンピン)体制へと移行する。注目は中国共産党の最高指導陣である政治局常務委員の顔ぶれだ。
ドイチェ・ヴェレは現行の9人から7人に削減されると予想し、顔ぶれは習近平、李克強(リー・カーチアン)、李源潮(リー・ユエンチャオ)、王岐山(ワン・チーシャン)、兪正声(ユー・ジョンション)、張徳江(ジャン・ダージャン)、汪洋(ワン・ヤン)になると見ている。
勢力図で見ると、いわゆる団派が李国強、李源潮、汪洋の3。太子党が習近平、王岐山、兪正声で拮抗している。しかし王と兪は年齢的に1期5年での引退が既定路線で、3人全員が2期目を勤められる団派のほうが実質的には有利だ。
5年後の十九大では団派のホープ・胡春華(フー・チュンホア)が常務委員入りし、ポスト習近平の地位を固めるとみられる。その道筋を決めたことからみても、今回の人事での最大の勝者は胡錦濤と言えるだろう。(翻訳・編集/KT)
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