2012年9月11日、香港の俳優で2003年に亡くなったレスリー・チャン（張国栄）の56回目の誕生日を前に、世界各地のファンが香港へ追悼に訪れた。文匯報が伝えた。

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アジアを代表するトップスターだったレスリーが、突然この世を去ったのは2003年4月1日のこと。同日、香港の高級ホテル、マンダリン・オリエンタルから身を投げ、47歳の生涯を終えている。命日にあたる4月1日には、香港で例年の慰霊行事が行われているが、ちょうど56歳の誕生日を迎える今月12日を前に、世界各地のファンが追悼のため香港入りし、多くがレスリーの眠る大型霊園・宝福山に足を運んでいる。日本の熱心なファンからは、毎年恒例となっている千羽鶴が届き、“レスリーに最も似合う色”として、今年の鶴は赤一色になっている。

生前に彼のマネジャーだったフローレンス・チャン（陳淑芬）氏によると、来年は没後10周年を迎えるため、香港コロシアムで大規模な追悼行事を開催予定。没後5周年にも一度開催して大盛況だったが、今回はネット配信や世界各地からの衛星中継も加えたいという。なお、レスリーの没後記念イベントとしては、この10周年を最後にする考えだ。（翻訳・編集/Mathilda）