Record China 2018年9月21日(金) 14時10分
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19日、租税日報など複数の韓国メディアによると、韓国の動物園で、職員のミスにより檻から脱出したピューマが射殺された。資料写真。
2018年9月19日、租税日報など複数の韓国メディアによると、韓国の動物園で、職員のミスにより檻から脱出したピューマが射殺された。
記事によると、18日午後4時50分ごろ、大田にある動物園「大田オーワールド」で8歳の雌のピューマが脱走し、約5時間後に銃で射殺された。午前9時ごろに飼育場を清掃した職員が施錠しなかったことが原因とみられている。
職員は午後5時10分ごろにピューマがいないことに気付き、消防署に連絡した。駆け付けた捜索隊は午後6時30分ごろに動物園内の配水池付近でうずくまっているピューマを発見し、麻酔銃を撃つも捕獲に失敗した。その後、捜索隊から事故発生の危険に備えて「発見したら直ちに射殺してもよい」との指示が出され、午後9時40分に動物園内の野山近くにいたピューマを発見した猟師が銃で射殺したという。
哺乳類ネコ科のピューマは絶滅危惧種であり、温厚な性質なため人を攻撃することはほとんどないことで知られている。そのため、このニュースが報じられた後、市民からは捜索隊や動物園職員に対する非難が相次いだという。
錦江流域環境庁は、管理を疎かにした動物園に行政処分を下す方針という。
これについて、韓国のネットユーザーからも「ピューマに申し訳ない」「かわいそう。いっそのこと動物園をなくせばいい」と悲しむ声や、「人を怖がって動物園の中で怯えていたのに、殺す必要があったの?」と疑問を示す声が上がっている。
その他にも「専門家としてお金をもらって働いている人にあってはならないミス」「効き目の強い麻酔薬を使うべき!まず殺すことを考えるなんて…」「ピューマを捕まえなければ退勤できないから、手っ取り早い方法を選んだのだろう」「動物の管理もできない、麻酔銃も使いこなせない。本当に情けない」「動物園をなくし、絶滅危惧種は国が管理してほしい。絶滅危惧種になったのも人間のせいなのだから」など、捜索隊や動物園職員への厳しい声が相次いでいる。(翻訳・編集/堂本)
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