2012年9月13日、テレビドラマへの復帰が話題になっている香港の人気俳優チョウ・ユンファ（周潤發）が、この問題について直接語っている。新浪網が伝えた。

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来年上半期にも無料テレビが参入することで、視聴率争いがますます激しくなる香港テレビ業界。最大手の無線電視（TVB）がトップの地位を守るため、ドラマの世界から離れて24年になるアンディ・ラウ（劉徳華）に出演オファーをかけた。昨年の映画「桃さんのしあわせ」でアンディと共演し、同作を大ヒットさせた実力派女優デニー・イップ（葉徳嫻）も、ドラマ復帰に応じたことが明らかになっている。

さらにTVB局は、アンディと同じく同局の俳優養成所出身である大物俳優チョウ・ユンファにもオファーをかけている。このドラマプロジェクトで、プロデューサーを務める人気コメディ俳優エリック・ツァン（曾志偉）が明らかにしたもの。「アンディもユンファも責任感のある男なので、古巣の危機を救うためなら必ず戻って来る」と、ユンファ出演に自信を見せている。

1980年に神級ヒットを放った連続ドラマ「上海グランド」で一躍スターになったユンファだけに、TVB局には多大な恩がある。同年のユンファは、「上海グランド」を含め1年で3本、全180話のドラマを撮影し、2日で1話を撮るという超ハードな大ブレイク期を迎えていた。

このほど、ユンファ本人もドラマ復活についてコメントを発表。「エリックに、いい脚本を準備させてよ」とコミカルな調子で話し、半ば肯定とも見られる答えにファンも期待を寄せている。（翻訳・編集/Mathilda）