Record China 2018年9月25日(火) 10時50分
拡大
24日、中国の女優ファン・ビンビンの脱税疑惑を告発した国営テレビの元司会者が、あくまで私怨(しえん)を晴らすための行動だったことを香港メディアに語った。写真はファン・ビンビン。
(1 / 4 枚)
2018年9月24日、中国の女優ファン・ビンビン(范冰冰)の脱税疑惑を告発した国営テレビの元司会者が、あくまで私怨(しえん)を晴らすための行動だったことを香港メディアに語った。聯合報が伝えた。
【その他の写真】
「X-MEN:フューチャー&パスト」などハリウッド映画にも出演する国際派女優ファン・ビンビンに、二重契約書を使った巨額脱税疑惑が浮上したのは今年5月末のこと。国営放送・中央テレビ(CCTV)の司会者だった崔永元(ツイ・ヨンユエン)氏が、中国版ツイッターを通じて告発したのがきっかけだった。
この告発によって、反腐敗運動のヒーロー扱いをされている崔永元氏だが、このほど香港メディアの取材に応じ、「あくまで私怨を晴らすためだった」とコメント。反腐敗運動に協力したわけではなく、告発後には自身の個人事務所も調査対象になったこと、さらに国際的に注目されるほどの事態になるとは予想もしなかったことを語っている。なお現在、崔永元氏はファン・ビンビンのファンから「殺害予告」も舞い込むほど憎しみの対象になっており、すでに複数回にわたって公安局に通報したという。
崔永元氏によると、私怨のきっかけとなったのは、ファン・ビンビンも出演した2003年の映画「手機(ケータイ)」だった。中国映画界きってのヒットメーカー、フォン・シャオガン(馮小剛)監督の作品だが、当時はまだCCTVの司会者だった崔永元氏を主人公のモデルにしたような描写があり、さらに自身も映画の主人公と同じく若い女性と不倫関係を持ったように世間に誤解されたことで、フォン監督や脚本家との間に長くしこりを残した。
10年、崔永元氏の番組に出演したフォン監督が、多大な迷惑をかけたことを謝罪したため一件落着したはずだったが、15年に「手機2」の製作計画が浮上。その後、製作側から映画は「朋友圈」というタイトルであり、「手機」とは無関係だと説明を受けていたにもかかわらず、ファン・ビンビンが今年5月、中国版ツイッターで意気揚々と宣伝したことで怒りが再燃したという。(翻訳・編集/Mathilda)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/9/18
2018/9/20
2018/9/21
2018/9/24
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る