血の海のごとく染まる村、元凶は化粧品などに使われる着色料―山東省済南市

Record China    2012年9月22日(土) 10時48分

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18日、中国山東省済南市の村の至る所を赤く染めていた物の正体が、当局の調査によりローダミンBという着色料であると分かった。ローダミンBは一般的に紙や化粧品の着色料に使われることから、医師は人体には影響ないだろうとみている。

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2012年9月18日、中国山東省済南市の村の至る所を赤く染めていた物の正体が、当局の調査によりローダミンB(Rhodamine Bextra)という着色料であると分かった。山東商報が伝えた。

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原因は村のそばを走る高速道路に落下した粉末状のローダミンBで、前日の17日夜にトラックから落下したと思われるローダミンBの袋は、車にひかれ村に飛散したという。粉末は道路や車、洗濯物、室内の床など至る所に付着し、床の拭き掃除や洗車など、水に触れると赤く変色した。

原因や経緯などが分からなかった村民たちは何かの汚染で、人体に影響があるのではないかと心配していた。当局は粉末状のローダミンBが入っていた袋からメーカーを探し出し、メーカーに対し責任を追及すると伝えた。メーカーは調査に協力すると話したが、元凶の粉末を運送した車両は判明しておらず、自分たちが運送した貨物かどうかも分からないと嘆いていた。

村民が心配していた人体への影響だが、ローダミンBは一般的に紙や化粧品の着色料に使われることから、医師は問題ないだろうとみている。また、当局の環境保護機関の職員によると、酢を水に混ぜて使えば洗い落とせるという。(翻訳・編集/内山

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