2012年9月19日、複数の詐欺犯罪を働いた末、長年にわたって中国に潜伏していた韓国籍の男が、北京首都国際空港で韓国当局に引き渡された。チャイナフォトプレスの報道。

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中国公安部国際協力局の楊少文（ヤン・シャオウェン）副局長と、在中国韓国大使館の李相正（イ・サンジョン）参事が覚書に署名し、無事引き渡しが完了した。男は2005年6月から2006年12月にかけて、韓国内で6社の会社を登記。「中国の森林を購入する」「中国にゴルフ場を建設する」などの名目で、その資金として328人から450億ウォン（約31億円）を騙し取っていた。当初は3カ月以内に10〜20％の利息を付けて返還するとの話だったが、当然その話はウソだった。

その後、男は偽造パスポートを使用して2007年2月に中国に入国。同月、韓国当局から中国側に男の身柄確保と引き渡しが依頼された。最終的に、男が見つかったのは5年後の2012年5月31日。今月19日、やっとのことで本国への送還が成立した。(翻訳・編集/愛玉)