<尖閣問題>「日本は軍事的準備を整えた」との見方に「話し合いで解決を」―中国外交部

Record China    2012年9月20日(木) 17時32分

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19日、尖閣問題をめぐり、中国で「日本が軍事的な準備を整えた」との見方が広がっていることを受け、中国外交部の洪磊報道官は「日本政府は中国側の厳正な要求を正視すべきだ」と述べた。写真は19日、尖閣沖で操業する浙江省の漁船の状況を示す衛星画像。

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2012年9月19日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題をめぐり、中国で「日本が軍事的な準備を整えた」との見方が広がっていることを受け、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は定例記者会見で「日本政府は中国側の厳正な要求と中国人民の正義の叫び声を正視すべきだ」との見解を示した。20日付で新京報が伝えた。

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中国の漁業監視船や大量の中国漁船が尖閣諸島海域に進入した場合を想定し、日本側が「軍事的な準備」をすでに整えたとの見方が中国で広がっているほか、中国の軍関係者も「中国側は一歩進んだ措置をとる権利を留保している」と述べている。

これに対し、洪報道官は「釣魚島および付属島しょ(尖閣諸島)は古来、中国固有の領土。中国の管轄海域であり、中国漁民の伝統漁場でもある。中国の漁業監視船や漁船が進入するのは正当で合理的な行為。われわれは一貫して日本側に対し、中国側の厳正な要求と中国人民の正義の叫び声を正視し、話し合いで解決するという軌道に戻すべきだと促している」と述べた。

また、中国政府は反日デモに対する明確な禁止令を出すのかどうか、という質問には「昨今の反日デモは完全に日本側が釣魚島(尖閣諸島)の『購入』を宣言したことによるもの。中国政府は公民に対し、憲法と法律が許す範囲内で、冷静かつ理性的に、法にのっとり秩序正しく申し立てをするよう要求する」と答えた。(翻訳・編集/NN)

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