2012年9月20日、中国・北京市の繁華街、王府井の書店で尖閣諸島の地図の販売が開始された。中国新聞ネットが伝えた。

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尖閣諸島問題の悪化に伴い、中国政府は尖閣諸島の基線再確認や天気予報の放映開始などさまざまな措置を発表してきた。今月18日には、尖閣諸島の地図を正式に発行すると発表。地図の発行は、尖閣諸島を管轄する上での具体的な措置の1つであるとしている。

地図は初版初刷で1500部発行され、北京市や上海市、天津市、広州市、重慶市、成都市、西安市、武漢市、南京市などの大型書店に配送されたという。地図の売れ行きは好調のようで、発売早々多くの人が買い求めた。中には1人で20部も購入する人がいたほど。書店の従業員によると、地図の価格は1部6元（約74円）だという。（翻訳・編集/内山）