「言論弾圧」米メディアの指摘に文大統領が反発=韓国ネット「世界はやっぱり知ってたか…」

Record China    2018年9月28日(金) 11時20分

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27日、韓国・中央日報はこのほど、米メディアとのインタビューで「言論・脱北民弾圧」との指摘を受け、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が強く反発したと報じた。写真は文大統領。

2018年9月27日、韓国・中央日報はこのほど、米メディアとのインタビューで「言論・脱北民弾圧」との指摘を受け、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が強く反発したと報じた。

記事によると、米ニューヨークを訪問中の文大統領は現地時間の25日、米FOXニュースのインタビューで「一部では大統領が(韓国内の)言論と脱北民を弾圧し表現の自由を抑圧しているという言葉も耳に入ってきます。これについて一言お願いします」との質問が投げかけられた。これに対し、「韓国の歴史上、今ほど言論の自由が謳歌されている時期はないと思います。それだけでなく、偽のニュースと言えるほど歪曲された非難さえも何の制裁もなしにメディアやSNSに溢れています」とし、「毎週末には私の執務室近くにある光化門(クァンファムン)でも止むことなく私を批判する集会が開かれている」と反論。また、脱北者問題については「北朝鮮を離れ韓国を訪れる脱北者に対して韓国はいつでも歓迎しており、韓国国民として同胞としてもてなしている。いつかは彼らが南北統一において、一つの誘い水もしくは接着剤のような役割をしてくれると信じている」と答えたという。

また、「大統領が統一に向けて北朝鮮の肩を持っており、そのため民主主義の原則に反して教科書の関連内容を削除したという批判が出ている」と指摘すると、文大統領は「北朝鮮とのいかなる関係改善や統一を志向するのは、歴代のどの政権も同じ。北朝鮮と平和統一を成し遂げなければならないというのは、韓国の憲法に規定された大統領の責務でもある」と述べた。さらに「そう非難した人は、過去の政権時代に統一が行われればそれこそ大当たりで韓国経済に莫大なチャンスになるものと宣伝した人たちだ。政権が変わるから、正反対の非難をする」と強く反発したという。

これを受け、ネット上では1800件近くものコメントが寄せられている。「文在寅大統領のおかげでわが民族は平和と繁栄の未来が開いた」「言論弾圧?ちゃんちゃらおかしい」「やってもいないのに言論弾圧と言われるなんて。これを機に言論弾圧をしてもいいかも(笑)。だってしてもしなくても同じこと言われるんだから」など文大統領を擁護する声が上がった。

一方で、「世界はやっぱり知ってたか。世論操作に言論弾圧、脱北者冷遇を」「言論弾圧も合ってるし、独裁者も合ってる。だって二人の元大統領を刑務所に入れたんだから」「さすが米メディアは正確。図星をさされてびっくりしたんでしょ?(笑)」「正直になろうぜ。今(韓国の)メジャー地上波放送は親文政府報道をしてるのは事実じゃない?それと、脱北者らが今どんなに針のむしろのような思いをしてるか心情を察するべき。彼らも韓国国民であり、保護を受けて安全に暮らす権利がある」など、報道内容に共感を示すコメントもあちこちから寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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