平野美宇に「東京危機」、日本の天才は一体どうしてしまったのか―中国メディア

Record China    2018年10月2日(火) 14時50分

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30日、中国新聞網は、一時期中国女子卓球界にとっての大きな脅威と位置付けられていた日本の平野美宇が、東京五輪出場のピンチを迎えているとする記事を掲載した。

2018年9月30日、中国新聞網は、一時期中国女子卓球界にとっての大きな脅威と位置付けられていた日本の平野美宇が、東京五輪出場のピンチを迎えているとする記事を掲載した。

平野は29日に成都で行われた女子卓球ワールドカップの準々決勝で石川佳純と対戦、1ゲームを先取したところから4ゲーム連取されて敗れ、ベスト8止まりとなった。記事は「大会前には中国選手に勝って優勝したいと意気込んでいたが、目標とはかけ離れた結果に終わった。本人はこれから良くなることに期待を示していたが、頂点から谷へと転落した日本の天才少女は本当に今後良くなるのだろうか」とした。

そして、2016年の同大会で16歳の最年少優勝を果たし、17年のアジア選手権では世界一の丁寧(ディン・ニン)をはじめとする中国選手を次々撃破して優勝した平野について、中国の卓球界は20日余りにわたる集中特訓を実施するなど徹底的にマークし、対応してきたと紹介。その結果、「平野は中国選手に11連敗を喫したほか、今年出場したシングルス9大会でいずれもベスト4に進めないという低迷状態に陥っている」と伝えた。

記事は、「平野が持つ男子顔負けのスピーディーで攻撃的な戦法は確かに女子卓球界をリードしているものの、その一方で非常に明らかな欠点も持っている」と指摘。それは「長いラリーの能力」と「フォアハンド攻撃の弱さ」であるとし、今大会前に弱点を補って実力が上がったと自ら語っていたものの、29日の石川戦では結局弱点を突かれて攻撃が弱体化したと解説している。

記事は「日本卓球協会は、世界ランキング上位2選手のみを東京五輪のシングルス選手として派遣することを明らかにしている。現状、平野の世界ランキングは石川、伊藤美誠に次ぐ9位。東京五輪まであと2年という状況のなか、平野にはすでに危機が忍び寄っている。今、まさに変革の必要がありそうだ」とした。(翻訳・編集/川尻

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