Record China 2018年10月2日(火) 9時50分
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中国在住の外国人がSNSを通じて中国人を侮辱する言葉を発したことに対し、警察が介入した。「中国人は臆病だから、日本人は何の苦労もせずに南京でやっつけた」などと主張したという。写真は南京大虐殺記念館の一部。
人民日報系のネットメディア、人民網は1日、中国在住の外国人がSNSを通じて中国人を侮辱する言葉を発したことに対し、警察が介入したとする記事を発表した。問題ある書き込みをしたのは外国人2人で、「中国人は臆病だから、日本人は何の苦労もせずに南京でやっつけた」などと主張したという。
問題ある発言を発見したのは、南京市民の高(ガオ)さん。9月27日午後にSNSで英語を使ってやりとりする、広東省深セン市の飲食店絡みの88人のグループの書き込み記録で、「chink(チンク)」という蔑称も使い中国人が侮辱されていることを発見した。
高さんが抗議すると、激しい言葉の応酬になった。相手は外国人で、中国では「南京大屠殺(ナンジン・ダートゥーシャー=南京大虐殺)」と称される南京事件に言及し、「中国人は臆病だから、日本人は何の苦労もせずに南京でやっつけた」などと書き込んだという。
南京事件のことに言及され、高さんは書き込みをやめた。すると「もう何も言わないのか。南京大虐殺は、こんなに早く終わりになったのか」などと書き込まれたという。
高さんと外国人のやりとりには別の中国人も加わっていた。同中国人が28日になり、自分が属する別のグループに事情を紹介したところ、相手の外国人に改めて侮辱され、人身の安全にかかわる脅迫をされた。外国人2人のうち1人は中国で外国人教師を務めた経験があることも分かったという。
同件を知った中国人ネット民の中には「こんな外国人教師が中国の子どもを大切に扱えるのか」「奴らを国境から追い出せ」と主張する怒りの投稿をした人もいる。
深セン市警察は10月1日正午までに同問題に介入し、処理を進めているという。(翻訳・編集/如月隼人)
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