<時の人>中国初の空母「遼寧」の艦長―張崢

Record China    2012年9月27日(木) 12時13分

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27日、先日「遼寧」と命名され、海軍へ配備された中国初の空母。同時に艦長も任命され、国内では中国初の空母に任命された人物に注目が集まっている。写真は張崢艦長。

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2012年9月27日、先日「遼寧」と命名された中国初の空母は、正式に海軍への配備が決まり就役した。同時に艦長も任命され、国内では中国初の空母に任命された人物に注目が集まっている。艦長とはいったいどんな人なのだろうか。

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人民ネットの報道によると、「遼寧」の艦長に抜てきされたのは、海軍大校(大佐に相当)の張崢(ジャン・ジョン)氏。張艦長は1969年浙江省湖州市長興県に生まれ、中国の重点大学である上海交通大学卒業後、1990年に中国の3大艦隊の1つ「東海艦隊」司令部に配属。父親もかつて東海艦隊に所属しており、高校生のころから海軍に従軍することが希望だった。学生のころから優秀だった張艦長は、担任の先生から一目置かれる存在で、海軍へ配属後も類まれな才能に上官たちからは重用されていた。

また、92〜95年までは海軍の教育機関である「大連艦艇学院」で学び学位を取得している。さらに2001〜03年の間は英国に渡り、指揮や参謀について知識を深めた。帰国後は副参謀長となり、副艦長も経験。張艦長は末端組織から経験を積んできた優秀な士官で、豊富な業務経験を持つ。そして今月25日、「遼寧」の就役と同時に艦長に任命された。(翻訳・編集/内山

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