2012年9月29日、中国の映画賞「第31回百花奨」の授賞式が北京市で行われ、俳優ウェン・ジャン（文章）と女優バイ・バイホー（白百何）が最高賞に選ばれた。新華網が伝えた。

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2年に一度開催される「百花奨」は、中国3大映画賞の一つ。1963年にスタートし、2005年からは2つの映画賞を合併して「金鶏百花奨」となり、その後は2つの映画賞が毎年交替の形で開催されている。映画誌「大衆電影」の主催で、“読者が選ぶ映画賞”として最も世相を反映する賞だ。

注目の最優秀作品賞に選ばれたのは、2010年に中国映画史上最高のヒットを飛ばした「唐山大地震―想い続けた32年―」。フォン・シャオガン（馮小剛）監督も最優秀監督賞に輝き、同作だけで4部門を制している。

最優秀主演男優賞および女優賞には、映画「失恋33天」の主演コンビ、ウェン・ジャンとバイ・バイホーが選ばれた。同映画賞では読者から選ばれた最終審査員101名の投票で受賞作・受賞者が選ばれるが、ウェン・ジャンは57票を獲得する圧倒的勝利だった。

映画の名門大学・中央戯劇学院で同学年の同クラスという縁を持つ、ウェン・ジャンとバイ・バイホー。ステージ上ではトロフィーを挟んでキスを交わし、会場を盛り上げた。（翻訳・編集/Mathilda）