日韓漁業協定、合意できない理由は「日本の過度な要求」?=韓国ネットから警戒する声

Record China    2018年10月12日(金) 21時20分

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11日、韓国・KBSによると、日韓漁業協定が合意に至らないまま3年目を迎えていることについて、韓国政府が「独島周辺の日韓中間水域の意味を失わせる日本側の過度な要求が原因」との立場を示した。写真は韓国・釜山。

2018年10月11日、韓国・KBSによると、日韓漁業協定が合意に至らないまま3年目を迎えていることについて、韓国政府が「独島(日本名:竹島)周辺の日韓中間水域の意味を失わせる日本側の過度な要求が原因」との立場を示した。

韓国海洋水産部のキム・ヨンチュン長官は同日、国会農林海洋水産委員会の国政監査で関連の質問を受け、竹島周辺の日韓中間水域での交代操業(円滑な操業のため、両国が交代で漁場を利用する)について「漁業者と民間人で交渉するべきというのが韓国の立場」と説明した。その上で「しかし日本は交渉に公務員や政府が介入し、履行保証も政府がしようと言う」とし、「そうなると、韓国の立場としては、独島周辺の日韓中間水域の地位が脅かされることになりかねない」と指摘した。また、「日本はこれを両国経済水域の相互協議の前提条件にしている」とし、「日韓漁業協定にも、2015年の合意にも反するため、交代操業と両国の経済水域問題は分離して協議するべきだが、話が進まず残念だ」と述べたという。

これに対し、韓国のネットユーザーからも「日本は100年後も立場を変えないだろう。韓国も同じように、一歩も引き下がってはならない」「早まってはいけない。独島は日本との交渉対象にならないのだから」「独島周辺は中間水域ではなく韓国の領海だ。日本人は民間人でも接近禁止」「漁業協定を破棄すべき。韓国の主権が侵される協定は絶対に駄目」など、日本を警戒するコメントが数多く寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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