2018年10月9日、中国版ツイッターの微博（ウェイボー）で、日本人が飼っている黒猫を手放す理由を紹介する投稿が注目を集めている。

あるウェイボーユーザーは、「日本ではインスタ映えしないとして捨てられる黒猫が急増している」と伝える日本のテレビ番組を紹介。「黒一色の黒猫はかわいく撮るのが難しいため」との説明に、「こういう人たちは最初から飼わなきゃいいのに」と怒りの声を上げた。

中国にも空前のペットブームが訪れていると伝えられている。市場調査会社ユーロモニターによると、中国のペットサロン市場は50％以上の拡大を続け、19年には世界最大の158億元（約2584億円）規模になる見通しだという。また、中国のペット用電子機器市場は今後、年間20-25％のスピードで拡大するとの試算もある。

ウェイボーの投稿のコメント欄には、「インスタ映えしないから？思いやりや責任感がないなんて最悪」などの反応が寄せられていた。

また、「わが家の黒猫のお気に入りの1枚」の写真を投稿し、黒猫でもかわいく撮れることをアピールする人もたくさんいた。（翻訳・編集/柳川）