タイの空港職員4人、中国人観光客にチップを要求した疑いで降格処分―シンガポールメディア

Record China    2018年10月11日(木) 0時0分

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10日、環球網は、シンガポールのチャンネルニュースアジアの報道を引用し、タイのドンムアン空港の移民局職員4人が中国人観光客へのチップ要求をめぐり降格させられたと伝えた。写真はドンムアン空港。

2018年10月10日、環球網 は、シンガポールのチャンネルニュースアジアの9日の報道を引用して、タイのドンムアン空港の移民局職員4人が中国人観光客へのチップ要求をめぐり降格させられたと伝えた。

記事によると、あるタイの政府関係者は4人の降格理由について、「ビザの申請手続きを早めることを見返りに、中国人観光客にチップを要求したことを調査員に発見されたからだ」と述べたという。

報道によると、毎年、タイを訪れる観光客3500万人のうち、中国人は約4分の1を占めており、観光客全体の中で割合が一番高い。中国人観光客はドンムアン空港で長い列に並び、ビザと引き換えに2000バーツ(約6800円)を支払っているという。

また、移民局担当者のSurachate Hakparn氏は「(いわゆる)ショートカット通路で300バーツ(約1000円)のチップを支払うとビザがすぐに発給されるという通報を観光客から受けている」と明らかにし、「こういうことはずいぶん前からあると聞いている。今後、我々は厳正に対処しなければならない」と述べたという。

中国人客へのチップ要求をめぐっては、9月27日にドンムアン空港で中国人男性が入国ビザの手続きを行う際、支払いを拒否したためビザが発給されず、口頭の末に空港警備員に殴打されるという事件があった。(翻訳・編集/南部)

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