Record China 2018年10月11日(木) 12時30分
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10日、韓国・聯合ニュースは、韓国造船業が5カ月にわたって船舶受注量世界1位を維持していると伝えた。写真は釜山港。
2018年10月10日、韓国・聯合ニュースは、韓国造船業が5カ月にわたって船舶受注量世界1位を維持していると伝えた。
英調査会社クラークソンリサーチによると、韓国の造船所の9月の受注量は163万CGT(標準貨物船換算トン数、28隻)で、世界の受注量252万CGT(75隻)の65%を占めた。2位は中国で、35万CGT(17隻)だった。
1~9月の受注量でも、韓国は950万CGT(212隻)を記録し、651万CGT(307隻)の中国、243万CGT(111隻)の日本を退け1位となっている。世界の1~9月の受注量は2114万CGTだった。2016年は992万CGT、2017年は1873万CGTと、毎年増加を続けている。
また、韓国の造船所の手持ち工事量は2037万CGTで、2017年1月に2074万CGTを記録して以来の2000万CGT台突破となった。世界の9月末基準の手持ち工事量は、前月末比81万CGT増の7780万CGTと集計されている。中国は50万CGT減、日本は6万CGT減だったのに対し、韓国は133万CGT増加した。
記事は「手持ち工事量とは受注済みで現在抱えている工事のこと」と説明し、「韓国の造船業界が回復している証拠」と伝えている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「うれしいニュースだね。造船業、頑張れ!」「この調子で造船大国よ、再び」などの喜びの声が上がっている一方、「なのに、どうして失業者が出るんだ?」「受注量が増えたなら、リストラした従業員たちを呼び戻すべきだ」「造船業が正常な状態まで回復したら、政府がきちんと管理してほしい。お金は造船業の財閥たちの懐に行き、被害は労働者とその家族たちのものになるのだから」など、厳しい声も寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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