中国の観光地でマナー違反、名物の植物が相次ぎ踏まれる

The World Video    2018年10月12日(金) 23時30分

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10日、中国でイネ科のアシやマーレンベルギアカピラリス(中国名:粉黛乱子草)の鑑賞が人気を集めており、栽培している施設では多くの観光客が脚を運んでいるが、マナー違反が相次いでいる。

2018年10月10日、中国でイネ科のアシやマーレンベルギアカピラリス(中国名:粉黛乱子草)の鑑賞が人気を集めており、栽培している施設では多くの観光客が脚を運んでいるが、マナー違反が相次いでいる。中国の動画サイト・梨視頻が伝えた。

9日に撮られた陝西省漢中市の公園の映像では、アシをバックに記念撮影する人の姿を多く確認できる。一方で、至近距離のアシを撮影したい観光客が柵の中に入る現象が多発している。施設の関係者によると、枠の中は立入禁止の区域なのだが、柵の中では踏みならされた場所がいくつも確認できる。この現状に公園の警備員は、「公園は公共施設で、私たち警備員は注意することしかできない。警備員は数人いるが、同様の行為はなくならない」と語っている。

同じく9日に撮られた河南省鄭州市の公園では、マーレンベルギアカピラリスが咲き誇っているのがわかり、漢中市同様多くの観光客が訪れていた。公園の警備員の男性は1日12時間に渡り拡声器で柵の中に入らないよう呼び掛けているが改善は見られていない。こうしたマナー違反にネットでは「罰金を実施した方がいい」と罰則を導入して管理するべきとの指摘が聞かれている。(翻訳・編集/内山

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