Record China 2012年10月5日(金) 10時45分
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1日、中国疾病予防抑制センターは新型コロナウイルスの発生を受け、アラビア半島諸国への渡航者を対象に感染への注意喚起を出した。写真は北京市の病院。
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2012年10月1日、中国疾病予防抑制センターは新型コロナウイルスの発生を受け、アラビア半島諸国への渡航者を対象に感染への注意喚起を出した。
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注意喚起は「サウジアラビア、カタール、ヨルダン、イエメン、オマーン、アラブ首長国連邦、クウェート、イラクに、観光、ビジネス、労働力輸出、留学、巡礼などで渡航する国民は、新型コロナウイルスの最新の感染状況と感染予防法に注意すること。旅行期間はバランスの取れた食事を心がけ、十分に休息して良好な体調を維持し、過度の疲労を避けること。飲食物の衛生に注意すること。居住・外出時は室内や交通機関内の換気を心がけること。比較的高齢の者や基礎疾患を抱える者は特に健康に注意すること」としている。
さらに「出国前に呼吸器系疾患など一般的感染症の予防に努め、その治療薬の準備をする。目的地の気候や環境について事前に問い合わせ、衣服や身の回り品を準備する。マスク、消毒用ティッシュなど予防用品を準備する。出発前に発熱、咳、喉の痛み、筋肉痛など不調を感じた場合は、回復するまで出発を見合わせること」などと勧めている。
現在のところ、人から人への感染はしにくいと見られるが、中国疾病予防抑制センターはアラビア半島諸国への渡航者に対して、混雑した場所や特に密閉された場所への長時間の滞在をできるだけ避けるよう呼びかけている。新型コロナウイルスの感染源、宿主などはまだはっきりしていないが、動物を通じて人に感染する可能性は排除できない。このため注意喚起では、上記対象国への渡航者に対して、動物の飼育場、食肉加工場、食肉市場、および野生動物の生息地への訪問をできるだけ避け、動物や動物の排泄物への直接の接触を避けるよう促している。
中国疾病予防抑制センターによると、この注意喚起は新型コロナウイルスとその感染症についての現段階の知見に基づき作成されたもの。ウイルス、感染症、感染状況に対する新たな知見が得られれば、速やかに更新するとしている。(提供/人民網日本語版・編集/内山)
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